同じ学年なのに、去年は3クラス、今年は4クラス。立川のあたりを歩いていると、マンションが増えたり区画整理が進んでいるエリアがあったりして、子どもの数も動いているんだろうなと感じることがあります。気になって、立川市が公表している学校別・学年別学級数のデータを調べてみました。
地域情報メディア「タチカワあたり」の、おみぃです。今回は興味本位で、2016年から2023年までの市内小学校の学級数の変化を整理してみました。こういう公開データを気が向いたときに読み解く記事は、これからも少しずつ作っていく予定です。
通常学級と特別支援学級の推移、増えた学校・減った学校のランキング、そして数字の背景にありそうなことを順番に見ていきます。
立川市全体の学級数は増えているのか
結論から言うと、通常学級の総数は2016年の276から2023年には288へ、12クラス増えています。ただし一直線に増えてきたわけではなく、2017年に281へ増えたあと2018〜2020年は276〜277で横ばいになり、2021年以降に再び伸びてきた形です。
「増えているか、減っているか」とひと言で聞かれれば、増えている。ただ、その増え方はゆるやかで、年によってはほぼ変わらない年もある。そういう動きです。
学級数が大きく増えた学校はどこか

2016年から2023年の間に通常学級が最も増えた学校は、西砂小学校の+6クラスです。2016年に18クラスだったものが2023年には24クラスになっています。次いで第四小学校と第五小学校がそれぞれ+5クラスと続きます。
- 1位 西砂小学校
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2016年18クラス → 2023年24クラス(+6)
- 2位 第四小学校
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2016年13クラス → 2023年18クラス(+5)
- 2位 第五小学校
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2016年16クラス → 2023年21クラス(+5)
- 4位 第六小・第八小・大山小
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いずれも+2クラスの増加
西砂エリアは、立川市の北側で住宅や集合住宅の開発が続いている印象があります。第四・第五小のエリアも、ここ数年で街の様子が変わってきているところです。学級数の増加が直接そうした変化と結びついているとは言い切れませんが、数字の動きとは重なって見えます。
学級数が減った学校のようす
減少が最も大きかったのは新生小学校で、2016年の15クラスから2023年には12クラスへ、3クラス減っています。次いで上砂川小学校が19クラスから17クラスへ2クラス減少。第二小と第七小はそれぞれ1クラスの減少でした。
数字だけ見ると減少が目立ちますが、もともとクラス数が多い学校と少ない学校では「1クラス減」の重みが違います。第七小のように7クラスから6クラスへの変化と、上砂川小の19から17への変化は、比率でいうと前者のほうが大きい。この点は、数字だけで見るときに少し注意が必要です。
年度によって増減が大きい学校
2016年から2023年のあいだ、市全体の通常学級数は最小276から最大288の範囲で動いています。各学校でも、年によって1〜2クラス動く動きは珍しくありません。
クラス数は毎年4月に各学年の児童数をもとに決まるため、前の年と同じとは限りません。「今年から急に4クラスになった」という経験のある保護者の方がいたとしたら、その学年の入学人数が一定の基準を超えたためです。これは立川市に限らず全国共通の仕組みです。
特別支援学級は13から25へ増えている
通常学級以上に変化が大きいのが特別支援学級です。2016年に市全体で13クラスだったものが、2023年には25クラスへと、この8年間でほぼ2倍になっています。
| 年度 | 特別支援学級数 | 前年比 |
|---|---|---|
| 2016年 | 13 | — |
| 2017年 | 16 | +3 |
| 2018年 | 19 | +3 |
| 2019〜2020年 | 19 | 増減なし |
| 2021年 | 22 | +3 |
| 2022年 | 23 | +1 |
| 2023年 | 25 | +2 |
特別支援学級の増加は全国的な傾向とも重なっています。子どもの特性に応じた学び方が選ばれやすくなってきた背景もあると言われていますが、この数字だけから理由を断言することはできません。立川市全体として受け皿が広がってきたことは、データから読み取れます。
若葉台小は2校の統合で生まれた学校
2016年のデータにはあったけやき台小学校と若葉小学校が、2023年のデータでは消えています。かわりに若葉台小学校が登場していますが、これは平成30年(2018年)にこの2校が統合してできた学校です。
若葉台小学校は2023年のデータで18クラスとなっています。統合の経緯や詳細は、立川市教育委員会の公式情報で確認できます。
このデータを読むときに意識しておきたいこと
学級数が多いほど良い学校、少ないほど課題がある学校、ということではありません。クラス数はあくまで児童数に応じた編制の結果であり、教育内容や学校の環境とは別の話です。
- 学級数は毎年4月の児童数をもとに決まるため、年度ごとに変わることがある
- 今回のデータは2023年度までのものであり、最新年度は立川市公式サイトで確認できる
- 若葉台小学校は平成30年にけやき台小・若葉小が統合して開校した学校
- 特別支援学級の設置状況は学校によって異なるため、個別に学校や市へ確認が必要
お子さんが通う学校や、これから通う予定の学校の学級数が気になる場合は、立川市教育委員会が公表している最新データを見るのが確実です。数字の背景にある事情は、データだけでは分からない部分もあります。
「立川市 学校別学級数」で検索すると、教育委員会が公表している年度別データのページにたどり着きやすいです。
1年分だけ見ると増減の方向が分かりにくいことがあります。3年分ほど並べると変化の方向がつかみやすくなります。
学級数の変化の理由や特別支援学級の詳細は、データだけでは分かりません。学校や市の教育委員会への問い合わせが一番確実です。
近所の学校の変化を自分の目線で確かめる
今回のデータで分かったのは、立川市全体では通常学級が増え、特別支援学級はさらに大きく増えているということです。ただ、どの学校も一様に増えているわけではなく、エリアによってかなり違う動きをしていました。若葉台小学校のように、統合という形で学校の数自体が変わったケースもあります。
おみぃ以前と比べるとだいぶ街の様子が変わった場所もありますよね
わたし自身、このデータを整理しながら「あそこのエリアは増えているんだ」と数字で確かめられる感覚が面白かったです。地図と照らし合わせながら見ると、街の変化と数字がつながって見えてくることもあります。
お子さんの学校区が気になる方は、ぜひ一度、お住まいのエリアの学校名で検索してみてください。小さな変化も、積み重ねると地域の動きが見えてきます。













