夏になると「子どもがカブトムシを探したいと言っている」という声が増えます。採集できる場所があるのか、それともイベントで触れたり観察したりするだけでいいのか、迷いながら検索している方も多いのではないでしょうか。
地域情報メディア『タチカワあたり』の、おみぃです。子どものころからカブトムシが好きで、大人になってからも自分で捕まえて飼っていた時期があります。今回はその経験も交えながら、立川市でカブトムシに関わる機会の整理をお届けします。
この記事では、採れる場所の断定ではなく、「採集したいのか」「イベントで観察したいのか」という分かれ道と、先に確認しておきたいルールを中心にまとめます。この記事の情報は2026年7月時点での公式情報をもとにしています。
昭和記念公園内では、採集ではなく観察やイベント参加を目的に考えるのが安全です。公式サイトでは、植物を採ったり生き物をつかまえたりしないこと、虫取り網など動植物を採取するための道具が持込禁止品であることが案内されています。一方、2026年夏は昭和記念公園の昆虫イベントや、若葉図書館の児童向け講座など、カブトムシやクワガタに触れられる機会があります。
立川市でカブトムシが気になる時期の目安
カブトムシの成虫が活発になるのは、一般的に7月上旬から8月中旬ごろです。夏休みの期間と重なるため、この時期は「どこで見られるのか」「イベントで触れる機会はあるのか」を探す人も増えやすくなります。
立川市は都心寄りのエリアながら、砂川エリアや玉川上水沿い、昭和記念公園周辺に緑が残っています。ただし、緑がある場所ならどこでも採集してよいわけではありません。まずは管理ルールを確認するところから始めるのが大事です。
採集したいのか観察したいのかで変わる探し方
まず押さえておきたいのは、「自分で見つけて捕まえたいのか」「触れたり観たりすることが目的なのか」という方向性です。この二つは、向かう場所と準備が変わります。
- 採集を考えている場合
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公園や緑地の管理ルールを事前に確認しておく必要があります。立川市の公園では、大量採取は禁止されており、飼える程度にすることや、捕えたあと放してあげるなどの配慮が案内されています。
- 観察・体験を考えている場合
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昭和記念公園の昆虫イベントや、図書館・児童館などの地域イベントが選択肢になります。採集場所を探すよりも、子ども連れで予定を立てやすい方法です。
どちらを優先するかを先に決めておくと、情報を探しやすくなります。幼児や小学校低学年の子どもと一緒なら、まずはイベント型から始めるほうが無理なく楽しみやすいと思います。
昭和記念公園は採集ではなく観察向き
昭和記念公園の公式ホームページでは、植物を採ったり、生き物をつかまえたりしないよう案内されています。また、FAQでも、動植物を採取するための虫取り網などは持込禁止品とされています。
昭和記念公園内は、採集ではなく観察やイベント参加を目的として楽しむ場所として考えておくのが安心です。ルールの詳細は変更される場合もあるため、出かける前に公式サイトで最新情報を確認してください。

2026年夏は昭和記念公園で昆虫イベントがあります
2026年夏は、国営昭和記念公園の花みどり文化センターで「第2回花みどり昆虫フェスタ」が開催予定です。期間は2026年7月11日(土)から8月29日(土)まで、時間は9時30分から16時までと案内されています。ただし、プログラムによって開催日程は異なり、7月25日(土)は花火大会開催のため休業です。
イベントでは、カブトムシやクワガタのふれあいコーナー、世界の昆虫の生体展示・標本展示、昆虫ミュージカル、夜の昆虫観察会、昆虫博士による講座などが予定されています。採集ではなく「触れる・観る・学ぶ」体験として、子ども連れには選びやすい選択肢です。
このイベント内の「世界のカブトクワガタ昆虫展」は、2026年7月17日(金)から8月23日(日)までの予定です。生体と撮影コーナー、ふれあいコーナー、昆虫クイズラリー、昆虫生体やグッズの販売コーナーなどが案内されています。
立川駅からアクセスしやすく、ほかの予定とも組み合わせやすいのも動きやすいポイントです。開催内容、料金、予約の有無、当日受付の可否はプログラムによって異なるため、事前に公式サイトを確認しておくと安心です。
おみぃ昭和記念公園なら、採集ではなくイベント観察として楽しむのが分かりやすいです
若葉図書館では「あつまれ!カブクワ調査隊」も
立川市内の小さめのイベントとして、若葉図書館の児童向け講座「あつまれ!カブクワ調査隊」も案内されています。カブトムシやクワガタムシの生態について楽しく学び、実際にカブトムシに触れる体験もできる講座です。
日時は2026年8月1日(土)14時から16時まで。場所は若葉会館 第一・第二集会室です。対象は5歳から小学生で、未就学児は保護者同伴。定員は20名で申込順、参加費は無料です。申込は7月15日(水)から、電話または若葉図書館カウンターで受け付けています。
添付チラシでは、7月30日(木)午後から8月1日(土)午前まで、若葉図書館カウンター前で「見て調査!」も行われる案内があります。8月1日(土)の講座は「さわって調査!」として、実際に触れる体験が中心になりそうです。大きなイベント会場まで行く前に、近くの図書館でカブトムシやクワガタに触れる機会を探している家庭には、ちょうどよい選択肢です。
立川市内の公園で採集を考える場合
立川市の公式サイトでは、公園内の昆虫について「ご自身で飼える程度の量とする」「捕えたあと放してあげるなどの配慮をお願いします」と案内されています。大量に採取することは禁止されています。
つまり、市内の公園で昆虫を探す場合も、むやみに採るのではなく、観察を中心に考えたほうがよさそうです。子どもにとっては、見つけること自体が大きな体験になります。持ち帰る場合も、飼える数だけにしておくのが大事です。
公園や緑地は場所ごとに管理元が違います。気になる場所がある場合は、立川市の公式サイトや公園の管理事務所で確認してから動くのが確実です。
玉川上水沿いや緑地を見るときの注意
市内では砂川エリアや玉川上水沿いに、緑が残る場所があります。わたし自身、夜中に玉川上水沿いを自転車で走っていると、道路に落ちているカブトムシを見つけることがあります。昭和記念公園の外の緑地周辺でも、夏になると出てくることがあるのだと感じています。
ただし、これは「ここに行けば採れる」という意味ではありません。緑地に立ち入る場合は、管理者のルール確認が前提です。立入禁止の場所や、私有地、管理区域には入らないようにしてください。
場所を詳しく共有しすぎると、採集圧が高まったり、周辺の迷惑につながったりすることもあります。親子で探す場合も、自然環境と近隣への配慮を忘れずに動きたいところです。
夜に動くときの安全面と無理のない範囲
カブトムシは夜行性のため、夜間に木の周りを探す方法が一般的に知られています。ただ、夜の公園や緑地への移動は、大人同伴でも安全面の確認が先です。
玉川上水沿いは、真っ暗な区間もあれば街灯があるところもあります。視界が十分でない場所も多く、行く場合は安全面をしっかり確認してから動くほうがいいです。路上への車の駐停車は周囲の迷惑にもなるため、駐車場の確認も必ず事前に済ませておいてください。
- 街灯の有無と明るさを事前に確認する
- 単独行動は避け、大人複数で行く
- 懐中電灯・虫よけ・長袖を準備する
- 駐車場を事前に調べ、路駐はしない
- 立入禁止エリアや私有地には入らない
幼児連れならイベント観察から始めるのもあり
幼児連れで夜の雑木林を目指すのは、足場や虫よけ、安全面のハードルが上がります。小学校低学年以下のお子さんがいる場合は、昼間のイベント型から始めるほうが無理なく動きやすいと思います。
昭和記念公園の昆虫イベントなら、明るい時間帯にカブトムシやクワガタを見たり、触れたりできる可能性があります。若葉図書館の講座のように、地域の施設で少人数で学べる機会もあります。虫が少し怖い子どもでも、展示やふれあいなら距離を取りながら楽しめるのがよいところです。
わたしの子どもたちも、カブトムシを前にすると怖いと言いながら目を輝かせています。まずは「見るだけ」からでも、十分に夏らしい体験になります。
持ち帰るときに見落としやすい世話の負担
カブトムシを持ち帰ると、毎日の世話が必要になります。昆虫ゼリーの補充、マットの交換、温度管理など、夏休み中はなんとかなっても、9月以降は意外と手がかかります。
わたし自身、大人になってからも飼っていた経験があるのですが、世話の手間は想像以上でした。持ち帰る前に「誰が世話するか」「何匹まで飼えるか」を家族で話し合っておくと、後から慌てにくくなります。
飼育ケース、昆虫マット、止まり木、昆虫ゼリー、霧吹きなども必要になります。イベントで見て満足するのか、持ち帰って飼育するのかは、事前に決めておくと親も子どもも納得しやすいです。
公式情報をどこから確認するか
立川市内の公園については、立川市公式ウェブサイトの公園管理情報が基本です。国営昭和記念公園については、公式サイトでイベントや利用ルールを確認できます。市内の図書館や児童館でも、夏休みに合わせて小さな昆虫関連イベントが出ることがあります。
市内の公園で昆虫を探す場合は、立川市公式サイトや管理事務所でルールを確認する。大量採取はしない。
若葉図書館の「あつまれ!カブクワ調査隊」のように、市内の身近な施設で触れる・学べる講座が出ることがあります。
東京都農林水産振興財団などの公式情報で、夏の昆虫観察会や自然体験プログラムを確認する。
開催時期・内容・定員は毎年変わるため、夏前から公式情報を見ておくと予定を立てやすくなります。申込順や定員制のイベントは、募集開始後に早めに埋まることもあるため、気になる講座は申込開始日も確認しておきたいところです。
カブトムシ探しで迷ったときの最初の一歩
今週末、まず「採集か、観察か」だけを決めてみてください。それだけで、次に調べる情報の種類がぐっと絞られます。昭和記念公園のイベント情報を見るのか、若葉図書館のような市内イベントを探すのか、近くの公園の管理事務所に確認するのか、方向が見えやすくなります。
カブトムシとの出会いは、子どもにとってかなり強い記憶になります。自分で探す楽しさもありますし、イベントでじっくり観察する楽しさもあります。どちらを選ぶにしても、ルールと安全面を先に確認しておくと、親子で気持ちよく楽しめます。
今年の夏、昭和記念公園の昆虫イベントや若葉図書館の講座をひとつ候補にメモしておくだけでも、予定を立てやすくなります。そこから親子で夏の計画を考える時間になったらうれしいです。












